倶楽部の会員であり、三度の飯より『山と酒が好き!』なガイドの『ワキさん』が
長年の目標であったヒマラヤ展望トレッキングを行うためにネパールへ遠征します。
ここではその目標への道のりと今後は現地の写真などを紹介していきます。
【トレーニング】
富士山以上の標高に2週間も滞在するので、2022年から体力強化、高地順応などのトレーニングと称し、越前甲、荒島岳、上高地、北穂高岳、経ヶ岳、三ノ峰、白山などに登山に行っていました。(※登りたかっただけかも?)
【行程】
10/25に日本を出発し、10/26にカトマンズに到着します。
11/16のメラピーク(標高6,461m)までゆっくり順応しながら目指します。
【現地の様子】
今後、現地から送られてくる画像や戻ってきてからの報告など、
こちらで随時UPしていきます。
10/25 成田のホテルでの写真
荷物の量がわかります。
10/26 15:30 カトマンズに無事到着!
10/26 17:00 夕食。おいしそう~。
10/27 「カトマンズ」で装備などの準備
10/28 早朝「ルクラ」に向けて出発。6時間歩いて「モンジヨ」へ到着。
世界一危険な空港「テンジン・ヒラリー空港」(旧ルクラ空港)は
とってもドキドキしたそうです。
10/29 「ナムチェ」に到着。この日は3時間歩いての移動。
移動中の風景や「ナムチェ」の町並みを送ってもらいました。
10/30 ・ナムチェに滞在。必要資材の購入、順応など。
・ロッジ、ホテルに食料・飲料を運ぶポーターさん。
70-80kgを担いでるそうです。
・ホテル「エベレストビュー」にあるヘリポートのテラスでティータイム。
ちょー優雅!でも、セレブはヘリコプターで、脇本さんは徒歩でご来店。
・国立公園博物館散策。
この銅像はエベレスト初登頂のヒラリー郷と一緒に登ったシェルパの
「テンジン」さん。
・この先11/17までは富士山よりも標高が高い位置での活動。
SpO2(血中酸素濃度)は86-88です。ガイドさんでも88-90らしい。
70以下になると要注意だそうです。常に高山病と隣り合わせですね。
10/31 ・8:00ナムチェを出発。14:00ポルチェに到着。
・1枚目は「アマダブラム」という山だそうです。
・2枚目は宿泊地の「ポルチェ」の町で、標高3,850mにあります。
・3~5枚目は奥の山が「カンテガ 6,779m」
手前が「タムセルク 6,608m」夕日が当たると綺麗なオレンジ色ですね。
・この看板は「ポルチェ」に入り口に設置されているそうです。
上の地図から見るとドーレとパンボチェにどっちも3時間て意味かな。
・今日はストーブが宿にあります。燃料は乾燥した牛糞です。
よく乾燥しているので匂わないそうです。が、素手はきついな~。
20枚ほどで3時間程度燃えるそうです。
11/1 ・ヂンボチェにてカラパタール登頂に向けての高度順応のためハイキング。
4,700mまで登ったそうです。
周りの山々は、まだまだ壁のようにそびえ立っていますね。
天気が良くて青と白のコントラストが映える写真です。
11/2 ポーターさんの宿舎や食事を見せてもらったそうです。
水牛の干し肉の解体とかも見せてもらったり、現地のおやつも食べさせて
もらったり山だけでなく生活にも触れさせてもらえるみたいですね。
11/3 ・今日は散歩で5,100mくらいまで上がったそうです。散歩で!?
5,500mを超えると一面、雪の世界に変わるそうです。
もうじきですね。
・手を広げているのはガイドさん。場所はエベレストから流れてくる
クーンブ氷河だそうです。
・ワキさんの昼食のスパゲティと今日の夜の燃料の山です。
・まだまだ血中酸素濃度は問題なし!元気ですねぇ。
11/4 ・7時、ロブチェ出発、10時半、カラパタール登頂。
こんなに良い天気ですが、気温は氷点下らしいです。
・1・2枚目はガイドさんに『プモリ』をバックにみなさんに
寄せ書きしてもらった旗と一緒に記念撮影!
・3枚目『エベレスト』『ヌプチェ』と一緒に。
・4枚目『エベレスト』5枚目『ヌプチェ』6枚目は両方。
・7枚目「道の駅越前おおの荒島の郷」の缶バッチと一緒に。さすが!
・8枚目『アマダブラム』9枚目「クーンブ氷河」
・10枚目『ヌプチェ』の氷壁
・11枚目 本日のランチ、「焼きそば」と「ニンニクスープ」
11/5 ・ロブチェ(4,950m)からブンキテンガ(3,250m)まで
標高差1,700m、距離20Kmを約6時間で一気に移動したそうです。
写真はブンキテンガの集落です。谷間の集落で吊り橋が必須ですね。
なかなか怖そうな吊り橋です。ヘリはどこに止まれるんだろう?
11/6 ・朝8時、ブンキテンガからナムチェに移動。
・14時に今日の宿のモンジョにあるマウントカイラスに到着。
サガルマータ国立公園の看板。どこまでが公園なんだろう?
・所々にある仏塔はチョルテンという仏教建造物で各集落や街にあり、
中には経文や奉納金が納められているそうです。
・絵画も集落ごとの入り口の門に描かれていて、仏教建造物の扱い
だそうです。
・今日の食事の朝、昼、晩おいしそう!しかも今日は体調に問題が
なさそうなのでビールの許可が出たそうです。
一本では済まなくて二本飲んじゃったみたい。
つまみはガイドさんが作ってくれた「ボブチリ」。
水牛の肉とタマネギ、トマト、ニンニク、トウガラシなど香辛料で
煮込んだもの、ピリ辛でおいしかった。だから二本飲んじゃった。
11/7 ・テンジン・ヒラリー空港から20m『ほどのロッジに滞在し、
本番に向け準備中。
・谷に向かって飛行機は飛び立ちます。世界一危険な空港と言われて
います。
・南アフリカから来た女性グループと現地ガイド&ポーター達の打上げ会
の様子。各国から魅力に引き寄せられた人達が来るんですね。
11/8 ・荷物チェック。ダウン上下、フリースジャケット、ウールアンダー上下、
極厚靴下、ウール帽子、目出し帽、グローブなどの服。そのほかに
ヘルメット、アイゼン、ストック、冬用登山靴、スマホやバッテリー
などなど。
・いよいよ明日から6,000m超メラピークに向かって出発です。
11/9 ・ルクラ(2,800m)からカルカテン泊(4,100m)へ移動。
11/10 ・カルカテンからザルトワ・ラ峠(4,610m)を通って
タシングディングマ泊(4,010m)。
1・2枚目カルカテンからの夜明けの写真です。
11/11 ・タシングディングマからコテを通ってタナ泊(4,356m)。
9~12枚目はタナでの夜明けの写真です。
11/12 ・タナからカーレ泊(5,045m)。
標高は地図によってバラつきがあるみたいです。
酸素濃度は標高とともに下がっていきますね。
動画が送られてきましたが、風が強く砂埃を巻き上げているそうです。
11/13 ・喉の痛みがひどいということで、地元の人の飲む何かの根っこを
煎じて飲んでるそうです。痛みが引いたそうですがとても苦いらしいです。
11/15 ・早朝3時にハイキャンプよりメラピークへアタックしました。
しかし、残念ながら13日からの喉の痛みなどが引かず、咳、痰の症状
なども収まらず、結果、残念ながら断念することになったそうです。
途中、滑落やケガもなく無事、カーレまで下山できたそうです。
最高到達点の6,150mでのエベレスト、ローチェ、チョオユー、
などのカンチェンジュンガなどの8,000m級の山々の写真を送って
いただきました。
今後はガイドとスケジュールを調整し、日本へ戻ってくるのは30日
ぐらいになるかと思います。
壮大な土産話を楽しみにお待ちしています。
11/18 ・病院で検査を受けるためにヘリで移動。
なかなかヘリに乗る機会もないですよね。景色も良いし。
ガイドさんとのお別れ。20日間案内と食事など世話してくれた方々。
20日も一緒に居ると寂しいですね。
11/19 ・入院したカトマンズの病院。日本の病院の個室と変わらないですね。
無事退院しました。
最後の写真は5年に一度の国政選挙の案内だそうです。
11/20 ・ホテルの屋上から見えるカトマンズの市内。
お昼ご飯は日本料理店のすき焼きセット。
980Rs.千円ぐらいかな?
・たまたまストゥーパ(仏塔)のタルチョ(旗)の交換作業が見れた
そうです。年に数回メンテナンスするそうです。
・5年に一度の国政選挙の様子。投票所の前に候補者が居たりするそうです。
11/21 ・朝6時発でツーリストバスでチトワン国立公園に向かいます。
ロッジに到着時間が12時。先にチェックインし、ロッジの
ウェルカムランチを食べます。移動時間が長いな~。
11/22 ・チトワン周辺のタル族の民族舞踊見たそうです。あと、本日のランチ。
・チトワン公園のジャングル探検へジープや船で移動します。
サイやトラ、ヒョウなどに会えるそうですが、窓がない!
船はライフジャケットなし!日本じゃないことを感じられますね。
船は一本の木を削り出して作るそうです。
11/23 ・今回4つめの世界遺産で釈迦の生誕地とされる「ルンビニ」に移動。
11/24 ・マーヤ聖堂の菩提樹や世界各国の仏教寺院があるそうです。
当然、日本の寺院も参拝しました。
さすが生誕地!ホテルの食堂にも大きなお釈迦様がいます。
11/25 ・「ルンビニ」を朝6時に出発し、『アンナプルナ』を目指し、
バスで「ポカラ」へ向かいました。移動時間8時間。
出発前に車両整備していましたが、無事到着。
ホテルから『アンナプルナ』『マチャプチャレ』等6,000m~8,000m級
の山が見えます。どこへ行っても良い景色ですね。
・ジャパニーズレストラン「フジヤマ」の鍋焼きうどんセット。
ご飯(ジャポニカ米)、味噌汁、冷や奴、漬物のセットが付いてました。
11/26 ・「ポカラ」を朝8時半に出発し、『アンナプルナB.C』に向け、
「チョムロン」までバスとジープで移動。道が悪い。
標高1,950mで2時間のトレッキングと昼食。
・『ママチャプレ』『アンナプルナサウス』などの夕日で赤くなってます。
11/27 ・「チョムロン」を朝8時半に出発し、ヒマラヤホテルに15時半に到着。
標高1,950mで2時間のトレッキングと昼食。
11/28 ・朝8時にヒマラヤホテルを出発し「マチャプチャレB.C.」でランチ。
13時に出発し「アンナプルナB.C.」に14時半到着。
天候がわからないので標高4,150mでガイドさんと記念写真!
・夕日の『マチャプチャレ』カッコイイですねぇ。
11/30 ・「ポカラ」周辺のお土産屋さんで売っていたアンモナイトの化石。
貴重なのかな?
・「チョムロン」と「ジヌー」の間の急な石段。
角度がわかりづらいですが、何カ所も何百段もあるそうです。
坂だけじゃないんですねぇ。
・「ジヌー」に架かる大きな吊り橋。渡るのに5分もかかるそうです。
ロバも渡ります。
・『アンナプルナ』の山々の説明。
8,000m級~6,000m級の名前と標高が書かれています。
その山々を見ながらのティータイム。
ホテルの窓からも山がたくさん見えます。
・夕食。お店の名前が桃太郎。サバの塩焼きに煮付けがあるところが
渋いですね。
ラーメンとご飯と味噌汁セット?ととんかつ。
11/30 ・「ポカラ」周辺のお土産屋さんで売っていたアンモナイトの化石。
貴重なのかな?
・「チョムロン」と「ジヌー」の間の急な石段。
角度がわかりづらいですが、何カ所も何百段もあるそうです。
坂だけじゃないんですねぇ。
・「ジヌー」に架かる大きな吊り橋。渡るのに5分もかかるそうです。
ロバも渡ります。
・『アンナプルナ』の山々の説明。
8,000m級~6,000m級の名前と標高が書かれています。
その山々を見ながらのティータイム。
ホテルの窓からも山がたくさん見えます。
・夕食。お店の名前が桃太郎。サバの塩焼きに煮付けがあるところが
渋いですね。
ラーメンとご飯と味噌汁セット?ととんかつ。
12/1 ・2日間、カトマンズ市内で帰国に向けたお土産購入。
12/3 ・午前3時トリブバン国際空港から出国。
・午前9時半に無事、成田空港に到着しました。
手荷物など受け取り、結局11時頃に空港から出ることが出来たそうです。
成田周辺で一泊します。
12/4 ・10月26日からの約40日間のネパールトレッキングツアーが終わり
ようやく自宅へ向かいます。
無事帰国でき、たくさんの登山体験の他にガイドさんとの交流や
現地の生活など体験でき、とても面白い旅行だったと思います。
もし、ご本人に会うことがあれば直接、体験記を聞いてみて下さい。
ワキさんお気に入りの写真➀! 朝日に輝くアンナプルナの山々。
ワキさんお気に入りの写真②! 朝日に輝くアンナプルナサウス。
ワキさんのヒマラヤ展望トレッキングのサポートをしてくれたガイドさん3名が日本にやってきました。
ネパールでは主に日本人対象ガイドをしているため、雨季の閑散期を利用して日本語や日本の文化・歴史・自然などの勉強・体験をしに来ました!
今度はワキさんが地元大野市を案内しました。
『道の駅 越前おおの荒島の郷』では、買い物やBBQを楽しみました。
モンベルさんの荒島岳オリジナルTシャツも買ってくれました!
大野市のあとは富山を経由し北アルプスに向かうそうです。
また会えるのを楽しみにしています!